Web運用 2026.02.16

ウェブ制作の内製と外注の正しい使い分けで、事業の競争力を最大化する方法

「システムは内製すべきか、外注すべきか」——DX推進が叫ばれる今、多くの企業が悩むテーマです。内製化のメリットを説く記事は数多くありますが、私たちHUB-TIPSの結論は少し違います。

本当に内製すべき領域と、外に出すべき領域を見極めることが重要です。

内製化の流れ、その背景

近年、システム内製化の流れが加速しています。背景にあるのは以下のような課題です。

  • 市場変化が速く、外注では対応スピードが追いつかない
  • 外注先にシステムがブラックボックス化し、自社でコントロールできない
  • 外注費が膨らみ続け、コスト構造を見直したい

これらは確かにその通りで、内製化のメリットとしてよく語られるポイントです。しかし、ここには大きな落とし穴があります。

「全部内製」の落とし穴

内製化のメリットばかりに目を向けて「とにかく全部自社でやろう」とすると、現実にはこういうことが起きます。

  • ホームページのちょっとした修正に、社内エンジニアが半日使う
  • コーポレートサイトのSSL更新やサーバー保守で、本来の開発が止まる
  • 社内システムのUI修正に時間を取られ、肝心の新機能開発が後回しに

これは、「内製すべき領域」と「外注すべき領域」を区別できていないことが原因です。

HUB-TIPSの考え:内製と外注の使い分け

私たちが多くの企業を見てきた中で確信しているのは、こういうことです。

内製すべきもの:事業の根幹となるシステム

自社サービスの競争力に直結するシステムは、必ず内製すべきです。

  • 自社プロダクトのコアロジック
  • 顧客データを扱う基幹システム
  • 他社と差別化するための独自機能
  • ビジネスモデルそのものに関わるアルゴリズム

これらは事業の生命線です。外部に委ねると、スピード感を失い、ノウハウが社外に流出し、いざというときに身動きが取れなくなります。

外注すべきもの:事業の根幹ではないシステム

一方で、以下のようなものは余計なことを考えず、外注してコストカットすべきです。

  • コーポレートサイト・採用サイトなどのホームページ
  • ホームページの運用保守・更新作業
  • サーバー監視・SSL管理・バックアップ
  • お問い合わせフォームやCMS管理

これらは重要ではあるものの、自社の競争優位性には直結しません。社内のエンジニアリングリソースを投じる領域ではないのです。

コストカットした分を「根幹」に回す

ここが最も重要なポイントです。

ホームページ運用やWeb周りの保守を外注してコストカットする目的は、単に「安くする」ことではありません。浮いたリソース(人・時間・お金)を、事業の根幹であるサービス開発に集中投下するためです。

具体例で考えてみましょう。

項目全部内製の場合Web運用を外注した場合
エンジニアの稼働HP保守に月20時間外注で月0時間
月額コスト人件費換算 約10〜15万円外注費 約1〜3万円
浮いたリソース月20時間+差額7〜14万円
根幹サービスへの投資後回しになりがち新機能開発に集中可能

月20時間と数万円の差額。年間に換算すれば240時間以上と100万円近いリソースが、自社サービスの進化に使えるようになります。この差は、特に中小企業やスタートアップにとって決定的です。

ノーコード・AIの活用も「使い分け」が大事

最近はノーコードツールやAI開発ツールの進化により、非エンジニアでもシステム構築ができるようになってきました。これは素晴らしいことですが、ここでも使い分けが重要です。

  • 社内の業務効率化ツール → ノーコードで内製OK
  • 顧客向けのサービス基盤 → ノーコードでは限界がある。プロに任せるべき
  • ホームページ・Web運用 → 専門の運用会社に任せるのが最もコスパが良い

「使えるから全部自分でやる」のではなく、「自社のリソースをどこに集中すべきか」という経営判断の問題です。

HUB-TIPSが提供できること

私たちHUB-TIPSは、まさに「根幹以外の部分を低コストで引き受ける」ことで、お客様が本業に集中できる環境を作るサービスを提供しています。

  • Webサイト運用保守:月額¥9,800〜で、更新・監視・バックアップをまるごと対応
  • AIチャットボット:¥98,000〜で、お客様対応の自動化を実現
  • AI×システム開発:事業の根幹に関わるAI機能を、AI駆動開発で低コストに構築

「根幹は内製、それ以外はHUB-TIPSに」——この使い分けが、限られたリソースで最大の成果を出すための最適解だと、私たちは考えています。

まとめ

内製化の流れ自体は正しい方向です。しかし、「何を内製し、何を外注するか」の判断を誤ると、エンジニアが雑務に追われ、本来注力すべきサービス開発が停滞します。

考え方はシンプルです。

  • 事業の根幹 → 内製して、競争力を磨く
  • ホームページ・Web運用 → 外注して、コストカット
  • 浮いたリソース → 根幹のサービスに再投資

この循環を作ることが、中小企業が限られたリソースで勝ち残るための戦略です。Web周りのコストカットや、AIを活用したシステム開発について、お気軽にご相談ください